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アレルギー検査について

アレルギー検査

アレルギーを持っている方など、うまく症状と付き合うためにも自分が持っているアレルギーを調べたい場合もあるでしょう。
特定の季節やタイミングで鼻水やくしゃみが止まらなくなる、目が非常にかゆくなる、お肌がかゆくなるなどアレルギーが疑われる症状があれば、病院では保険適用で検査を受けられます。
この結果を見れば自分が強く反応しているアレルゲンがなんなのか、よくわかります。
この検査は耳鼻科などで受けられることが多いですが、皮膚科でも受けられる場合があります。
アレルギーの診察や治療にも力を入れている皮膚科があれば、そちらで検査の相談をしてみるといいでしょう。

血液検査

病院で受けられるアレルギー検査として、よくあるのが血液検査です。
花粉症のアレルギーを調べるため、耳鼻科などでよく行われている検査ですね。
血が少し必要ですが、その血を使って何アレルギーなのかを調べてもらえます。
スギやヒノキ、ダニ、ハウスダストなど、花粉症やアレルギー性鼻炎の原因となりやすいアレルゲンのほか、食べ物アレルギー、アトピーや喘息などの原因の可能性があるアレルゲンなどを調べられたりします。

この検査にかかる費用ですが、調べる項目の数が増えるほど費用もかかります。
たとえば39項目のアレルゲンへの反応を調べる検査の場合、保険適用で3割負担となった状態でも、検査費用だけで5000円ほど必要になる場合が多いです。
最近では主要なアレルゲン8項目に絞り、20分ほどですぐ結果がわかるアレルギー検査もありますが、こちらにすると保険適用で3000円ほどで調べられます。

パッチテスト

皮膚科でアレルギー検査を希望する場合、お肌に出るアレルギーを調べたい場合も多いでしょう。
たとえば特定の金属や化粧品がお肌に触れたときに赤くなってかゆみが出るといった症状に悩んでいるときなど、アレルギーが疑われますね。
このときも疑われるアレルゲンを使ってパッチテストを行い、体の反応を調べられます。
費用は基本的に調べる項目数が増えるほどに高くなりますが、どんなパッチテストを行うのかにもよります。

3割負担で1000円ほどで利用できる場合もありますが、多くの方が持っているアレルギーを一度に調べられるキットを使ったテストの場合、3割負担でも6000円ほどかかる場合もあります。
費用が気になる方はテスト実施前に費用を確認しておくといいでしょう。
このように皮膚科でもアレルギー検査を受けられることがあります。
まだアレルギーを調べたことがない方は、皮膚科で調べてみるのもおすすめです。